黄浦江と蘇州河は、上海の発展に重要な役割を果たしており、「母なる河」と呼ばれている。近年、上海市政府は「人民による都市、人民のための都市」という重要な理念を実践するため、黄浦江と蘇州河流域の再開発を加速し、水辺の公共空間の改修・整備を全面的に実施してきている。主要都市部では、黄浦江で45キロメートル、蘇州河で42キロメートル、それぞれの流域の機能整備が次々と完了し、黄浦江と蘇州河は再び注目の的となっている。
中華芸術宮(上海美術館)
黄浦江の南岸、浦東新区上南路205号に位置する中華芸術宮(上海美術館)は、2010年に開催された上海万博の中国国家館より建て替えられ、2012年10月1日に正式に一般公開された。

聳え立つ王冠をモチーフにした中国美術宮(上海美術館)は、遠くから巨大な穀倉のようにも見え、威厳と迫力に富んでいる。巨大な柱とアーチを巧みに組み合わせることによって、建物全体はバランスがよく保たれ、落ち着いた雰囲気を伝えており、圧倒的な存在感を放っている。鮮やかな赤色で彩られた建物は、古来より赤色を好んだ中国人の色彩嗜好を反映し、祝祭的な雰囲気を醸し出し、訪れる人々をひきつけている。上海美術館の収蔵品は中国近現代美術品が主で、その数は14,000点以上にも及ぶ。美術館の延床面積は17万平方メートルで、35室の展示室を含む展示スペースは7万平方メートルにもなる。公共教育スペースは2万平方メートル近くあり、美術館併設のカフェやレストランなどの飲食・営業施設は3,000平方メートルにも上る。

1956年に設立された上海美術館は、中国で最も早く設立された美術館の一つで、美術品の収蔵、学術研究の展開、展覧会の開催、美的教育の普及、国際交流の促進など、様々な機能を備え、国内外の有名な美術館と提携を結んでいる。約60年間の発展を経て、2012年10月1日に、上海美術館は上海万博会場浦東園区の中国館に移転し、大きな変貌を遂げた。同館は面積を広げただけでなく、文化芸術創造拠点の形成に向けて取り組むことで、文化、芸術、レジャーなどの機能強化を実現し、上海の芸術発展の歴史に大いに貢献すると共に、その歴史の一里塚を打ち立てたのである。

近年、「上海における美術展鑑賞」ということは、上海市民の日常生活の一環になると共に、観光客にとっては上海をより理解するための人気な選択肢ともなっている。さらに、「文化への自信・自強を推し進め、社会主義文化に新たな輝きを築く」という目標のもと、上海市文化観光局は「上海文化」のさらなる浸透を図るため、新たな試みとして、「美術館プロジェクト」を実施した。

観光案内
住所:上海市浦東新区上南路205号
開館時間:午前10時から午後18時まで(入館は17時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)(翻译:罗静;审核:傅梦菊)
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